ミュンヘンで楽しむ本場ドイツビール大人の旅に【歴史あるビアホール案内】

お酒・ワイン

世界最大のビール祭り・オクトーバーフェストで知られるミュンヘンは、年間を通じて本場のビール文化を味わえる街。創業400年を超える老舗から、地元っ子に愛される穴場まで、大人がゆっくり楽しめるビアホールをご紹介します。

ミュンヘンとビール文化について

バイエルン州の州都ミュンヘンは、ドイツビール文化の中心地です。1516年に制定された「ビール純粋令(Reinheitsgebot)」発祥の地としても知られ、麦芽・ホップ・水・酵母だけで醸造される本物のビールへの誇りが今も根付いています。市内には大小さまざまなビアホールが点在し、観光客だけでなく地元の人たちも日常的に通う、生活に溶け込んだ文化があります。

オクトーバーフェストについて知っておきたいこと

世界最大のビール祭りは毎年9月中旬〜10月上旬に開催されます。期間中は会場(テレジエンヴィーゼ)に約15の巨大テントが設営され、それぞれが臨時のビアホールとして営業。民族衣装を着た地元の人々と世界中の旅行者が1Lジョッキを掲げる光景は圧巻です。ただし非常に混雑するため、シニアの方にはオクトーバーフェスト以外の時期に、落ち着いたビアホールでゆっくり楽しむのをおすすめします。

  • 主要なビアホールはUバーン(地下鉄)のマリエン広場駅から徒歩圏内に集中
  • 昼11時頃から営業している店が多く、ランチビールを楽しめる
  • 1Lジョッキが基本だが、0.5L(ハルベ)でも注文可能
  • 観光客慣れしており、英語メニューがある店がほとんど
  • バイエルン伝統料理と一緒にゆっくり食事ができる

ぜひ訪れたいビアホール3選

おすすめ① 世界一有名・ミュンヘン観光の定番
Hofbräuhaus(ホフブロイハウス)
1589年創業(バイエルン公ヴィルヘルム5世による宮廷醸造所として設立)/ Platzl 9, 80331 München
「ビアホール」と聞いて世界中の人が思い浮かべる、まさにその場所。1000席を超える大ホールの中央では毎日バイエルン音楽の生演奏が行われ、地元の常連客から世界中の旅行者まで、昼夜を問わず大勢が集います。一度は体験しておきたいミュンヘンの象徴的な場所です。創業以来、バイエルン州政府が運営する州立の醸造所という珍しい直営ビアホールでもあります。
ビールはオリジナル(クラシックラガー)・ドゥンケル(黒)・ヴァイス(白)の3種。定番のローストポーク、豚すね肉、ソーセージ、ローストチキンなど、バイエルン料理のすべてがここで揃います。パンも自家製。
▶ マリエン広場駅から徒歩約6分とアクセス良好。毎日11:00〜24:00営業(年中無休)。混雑時は1階に自由席もありますが、グループの場合は公式サイトから事前予約がおすすめです。2階はやや落ち着いた雰囲気でゆっくり食事できます。
Home - Hofbrテ、uhaus Mテシnchen
Wir leben die Mテシnchner Wirtshauskultur mit weltberテシhmtem Hofbrテ、u Bier und bayerischen Schmankerln! Bayerische Traditi...
おすすめ② ミュンヘン最古の醸造所・地元客に愛される老舗
Augustiner Stammhaus(アウグスティナー・シュタムハウス)
1328年創業(ミュンヘン最古の独立系醸造所)/ Neuhauser Str. 27, 80331 München
創業1328年、ミュンヘンで最も歴史のある独立系醸造所の直営店。ホフブロイハウスほど観光地化されていないため、地元のミュンヘン市民が普通に通う、本物のビアホールの雰囲気が味わえます。19〜20世紀転換期のスタイルで建てられた趣ある内装と、小さな中庭のビアガーデンも魅力。旧市街の歩行者天国にあるため、観光の流れでふらりと立ち寄れます。
アウグスティナーのビールは、ミュンヘン市内でしか流通しないことで知られるプレミアムなブランド。黄金色の「ヘレス(Helles)」が地元で絶大な人気を誇ります。自家製のヴァイスヴルスト(白ソーセージ)も名物のひとつです。
▶ 旧市街の歩行者天国「ノイハウザー通り」沿いで観光の動線上にあり、アクセス抜群。毎日10:00〜24:00営業(年中無休)。カールスプラッツ(シュタッフス)駅からも徒歩すぐです。
Home
✓ Restaurant ✓ Beer hall ✓ Original Building ✓ Food; Drink ✓ Bavarian cuisine ✓ Wagners Salons
おすすめ③ 醸造所直結・地元に愛される穴場の名店
Augustiner Bräustuben(アウグスティナー・ブロイシュトゥーベン)
1886年より地元に愛されるビアホール/ Landsberger Str. 19, 80339 München
アウグスティナーの醸造所に隣接した直営ビアホール。観光客が少なく、地元の常連客で賑わう、まさに穴場的な存在です。長い木のテーブルが並ぶ素朴な雰囲気の中、最大300名が入れるビアホールのほか、「アルテ・シュミーデ(旧鍛冶場)」と呼ばれる小さなこぢんまりした部屋もあり、落ち着いてゆっくり過ごしたい方にぴったりです。夏季には屋上テラスも開放されます。
醸造所から直接引かれた木樽から注がれる「ヘレス(Helles)」の鮮度は格別。ミュンヘンのビール好きたちが「本当においしいビールを飲むならここ」と口をそろえる一杯です。料理の価格も市内中心部より手頃です。
▶ ミュンヘン中央駅からトラム(路面電車)で約5分、停留所が店の目の前にあり移動がとても楽です。毎日10:00〜24:00営業(年中無休)。中心部より混雑が少なく、シニアの方にとくにおすすめの一店です。
Home | Augustiner Bräustuben

ビールと一緒に味わいたいバイエルン料理

ヴァイスヴルスト(白ソーセージ)
ミュンヘン名物。甘いマスタードと一緒に食べる朝食の定番。皮をむいて中身だけ食べるのが現地の流儀です。
シュヴァイネブラーテン(ローストポーク)
豚肉を香辛料でじっくり焼いたバイエルンの定番料理。クネーデル(じゃがいも団子)を添えて。
シュヴァイネハクセ(豚すね肉)
外皮をパリパリに焼き上げた迫力の一皿。ビールとの相性が抜群で、多くの店の看板料理です。
オバツダ(チーズディップ)
カマンベールチーズをベースにしたバイエルン名物のディップ。プレッツェルにつけて食べます。

行く前に知っておくと安心なこと

ビールは1Lジョッキ(マースクルーク)が基本ですが、0.5L(ハルベ)でも注文できます。「ハルベ、ビッテ(Eine Halbe, bitte)」と言えば通じます。
オクトーバーフェスト期間(9月中旬〜10月上旬)は市内全体が非常に混雑します。宿泊費も高騰するため、シニアの方にはこの時期を避けた旅がゆったりできておすすめです。
主要ビアホールはUバーン(地下鉄)のマリエン広場駅周辺に集中。ミュンヘン中央駅からも徒歩圏内のため、移動の負担が少なく複数のお店を巡れます。
現金を用意しておくと安心です。大手ビアホールではカードも使えますが、現金のみの店もあります。チップは会計の5〜10%が目安です。
ハイデルベルクが「落ち着いた大人のビール旅」なら、ミュンヘンは「本場の迫力をまるごと体感するビール旅」です。

創業400年を超える酒場で、1Lジョッキを手にバイエルン音楽の生演奏に耳を傾ける——そんな体験はここでしかできません。

ぜひ一度、人生の記念になる「本物のビアホール体験」をミュンヘンで。

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