スペイン第3の都市・バレンシアは、地中海の恵みと豊かな農産物に支えられた“食の都”。
実は、世界的に有名な「パエリア」発祥の地でもあります。
バルセロナやマドリードほど観光客で混み合わず、街は比較的フラット。
治安も良く、レストランの雰囲気も落ち着いているため、セカンドライフ世代がゆったりと食事を楽しむには最適な街です。
この記事では、
- 胃にやさしく、本場の味を楽しめるバレンシア料理
- 落ち着いた雰囲気で、シニアでも安心して入れる名店
を中心にご紹介します。
バレンシア料理の特徴|シニアにおすすめな理由
バレンシア料理は、
- オリーブオイル中心で油が軽い
- 素材の味を生かしたシンプルな調理
- 塩分や香辛料が比較的控えめ
という特徴があります。
日本人の口にも合いやすく、長時間の移動や観光の合間でも負担になりにくいのが魅力です。
絶対に外せないバレンシア料理と名店
パエリア・バレンシアーナ(Paella Valenciana)

バレンシアといえば、やはり本場のパエリア。
日本でよく見かけるシーフードパエリアとは異なり、本来のパエリア・バレンシアーナは、
- 鶏肉
- ウサギ肉
- いんげん豆
- サフランライス
という、素朴で滋味深い味わいが特徴です。
薪火でじっくり炊き上げられた米は、表面は香ばしく、中はふっくら。噛むほどにサフランと肉の旨みが広がります。
おすすめレストラン
▶ Casa Carmela(カサ・カルメラ
1922年創業の老舗で、今も伝統的な薪火調理を守り続けている貴重な一軒です。
店内は明るく、海風を感じられる開放的な空間。スタッフの対応も穏やかで、料理の説明も丁寧なため、初めての方でも安心して食事を楽しめます。
- 創業100年以上の老舗
- 薪火で炊く伝統製法
- 海辺にあり、明るく落ち着いた雰囲気
パエリアは注文後に調理されるため、提供まで30~40分ほど。
その間も、海を眺めながらゆったり待てるため、時間に追われないシニア旅にぴったりです。
アロス・デル・セニョレ(Arroz del Señor)

「殿様のご飯」という意味を持つ、バレンシアならではの米料理。
特徴は、魚介の旨みはそのままに、殻や骨がすべて取り除かれていること。
- 食べやすい
- 見た目も上品
- 胃にもやさしい
という点で、シニア世代に非常に人気があります。
おすすめレストラン
▶ La Pepica(ラ・ペピカ)
100年以上の歴史を持つ海辺の名店で、地元の家族連れからシニア世代まで幅広く愛されています。
- ヘミングウェイも通った名店
- 海沿いでアクセス良好
- スタッフの対応も丁寧
観光客も多いですが、店内は広く、席間隔もゆったり。
「パエリアは少し重いかも…」という方にもおすすめです。
フィデウア(Fideuà)

パエリアの米を細いパスタ(フィデオス)に替えた料理。
魚介のだしがよく絡み、米よりも軽い食感です。
- 少量でも満足感がある
- 歯ごたえが柔らかい
- オリーブオイルの香りが上品
パエリアよりも軽やかで、魚介のだしがパスタ一本一本にしっかり絡むのがフィデウアの魅力。
おすすめレストラン
▶ Restaurante Navarro(レストラン・ナバーロ)
観光地の中心にありながら、落ち着いた大人の雰囲気を保つ良店。
味付けは控えめで、日本人の舌にもなじみやすく、「何を頼んでも安心」と評判です。
- 市庁舎近くで立地抜群
- 地元客が多く、味が安定
- 騒がしくなく落ち着いた店内
観光途中のランチにも、ディナーにも使いやすい一軒です。
エスガラエット(Esgarraet)

バレンシア地方の伝統的な前菜。
干しタラ、ロースト赤ピーマン、オリーブオイルだけで作られる、非常にシンプルな一皿です。
- 塩味はあるがくどくない
- ワインとの相性抜群
- 少量で楽しめる
オリーブオイルの質が味を左右するため、良店ほど素材の良さが際立ちます。
おすすめレストラン
▶ El Rall(エル・ラル)
地元客が多く通う老舗で、観光客向けに寄りすぎない本物の味が楽しめます。
店内は静かで、料理の提供ペースもゆっくり。シニア世代が落ち着いて食事をするには理想的です。
- 地元の常連が多い老舗
- 伝統料理が充実
- 価格も良心的
重たい料理の前に、軽く一皿頼むのがおすすめです。
オルチャータ(Horchata)

食後やカフェタイムにぜひ試してほしい、バレンシア名物の飲み物。
タイガーナッツ(チュファ)から作られた自然な甘さのドリンクで、
- カフェインなし
- 冷たくさっぱり
- 胃にやさしい
と、シニア世代にも好評です。
乳製品を使わず、カフェインも含まれていないため、時間帯を選ばず楽しめます。
おすすめカフェ
▶ Horchatería Santa Catalina(サンタ・カタリナ)
歴史ある店内は、美しいタイル装飾が印象的で、観光の合間に“座って休める場所”としても重宝します。
オルチャータと一緒に軽い焼き菓子を添えれば、無理のないカフェタイムになります。
- 美しい陶器装飾の老舗
- 旧市街中心で立ち寄りやすい
- 座ってゆっくり休憩できる
シニア旅行者向け|バレンシアでの食事の安心ポイント
- パエリアは2人前から注文が一般的(無理せずシェア)
- 昼食は13:30以降、夕食は20:00以降が現地時間
- 量が多い場合は、前菜+メイン1品でも十分
「量が多そう」と感じたら、遠慮せずスタッフに相談すると丁寧に対応してくれます。
まとめ|バレンシアは“ゆったり美味しい”大人の食旅に最適
バレンシアは、
- 本場の料理を落ち着いて味わえる
- 胃にやさしい料理が多い
- 観光と食事のバランスが良い
という点で、セカンドライフ世代に理想的な食の街です。
「派手さより、本物の味をゆっくり楽しみたい」
そんな旅を求める方に、バレンシアはきっと満足を与えてくれるでしょう。


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