ポルトに訪れた際、観光地だけでなく、地元の生活が垣間見られる場所を訪れてみたいと思う方も多いでしょう。そんな方におすすめなのが、ポルトの市場です。地元の人々が集まる市場は、観光地とは違うポルトの魅力を感じられる貴重なスポットです。今回は、シニア旅行者でも安心して楽しめるボリャオン市場と、その周辺の見どころについてご紹介します。
おすすめの市場
ボリャン市場 (Mercado do Bolhão)
ポルトの代表的な市場で、1914年から地元住民に親しまれている歴史的な市場。野菜や果物、肉、魚介類、パンなど、ポルトガルの日常の食材が揃い、観光客も多く訪れます。市場内では軽食やお土産も購入でき、地元の生活を感じることができます。
【おすすめポイント】
ボリャン市場は、新しく改装されながらも伝統的な雰囲気を残しており、安心して見て回れるのが魅力です。観光しながら地元の食材を楽しむのにぴったりです。
【行き方】
地下鉄「Bolhão」駅から徒歩約3分
マタジーニョス市場 (Mercado de Matosinhos)
マタジーニョス市場はポルトの中心部から少し離れた、海沿いのマタジーニョス地区にあります。ポルトガル最大の魚市場のひとつで、特に新鮮な魚介類が豊富に揃っています。地元のレストランやシェフも訪れる市場で、海の幸を存分に楽しめます。
【おすすめポイント】
新鮮な魚介類をその場で購入し、周辺のシーフードレストランで調理してもらえるサービスが人気。魚介好きには見逃せない市場です。また、観光客も訪れやすく、午前中に訪れると活気あふれる雰囲気が楽しめます。
【行き方】
地下鉄「Mercado」駅から徒歩約1分
フェイラ・ダ・ヴァルバ (Feira da Vandoma)
ポルトで毎週土曜日の午前中(8:00~13:00)に開かれる青空市場で、特に骨董品や古着、雑貨などが豊富に揃っています。フェイラ・ダ・ヴァルバは、地元の人々が古い家具やアクセサリー、レトロなポスターなどを持ち寄り販売する場として有名です。観光客にとっても掘り出し物を見つけられる楽しみがあります。
【おすすめポイント】
市場ならではの珍しいアイテムや一点物を探すのが好きな方におすすめです。屋外での市場なので、天気の良い日には特に賑わい、のんびりと散策できます。シニア旅行者でも無理なく歩いて見て回れる場所です。
【行き方】
地下鉄「Estádio do Dragão」駅から徒歩約11分
メルカード・ボン・スセッソ (Mercado Bom Sucesso)
ボン・スセッソ市場は、ポルト市内で最もモダンな市場のひとつです。建物自体が現代的で、屋内は小さなスタンドが並び、ポルトガル料理や軽食を提供するカフェ、レストラン、そしておしゃれなフードスタンドが集まっています。地元の食材も販売されており、観光客も気軽に訪れやすい場所です。
【おすすめポイント】
ボン・スセッソ市場は、他の市場と比べて設備が整っているため、シニア旅行者でも安心して楽しめるモダンな市場です。食事も豊富に楽しめるので、市場散策後のランチや休憩に立ち寄るのもおすすめです。
【行き方】
地下鉄「Casa da Música」駅から徒歩約10分
市場の楽しみ方
地元の食材を見て楽しむ
見ているだけで楽しい色とりどりの果物や、香り豊かなハーブ、鮮やかな魚介類がずらりと並びます。日本では見かけない珍しい食材も多く、地元の人がどのような食材を好んで使っているかを知ることができます。写真撮影も楽しみのひとつですが、写真を撮る際はお店の方に一言断るとより親切です。
ローカルフードを味わう
地元の食材を使った軽食や、スナックが楽しめるお店もあります。例えば、ポルトガルの伝統的なパンや、ハム、チーズなどを味わうことができ、軽食を購入して市場内で気軽に食べるのもおすすめです。シニア旅行者にとっても、ベンチに座ってゆっくり味わうことができるので安心です。
お土産探し
市場内では、ポルトガル産のワインやチーズ、オリーブオイルなどのお土産も販売されています。特に、ポルトガルらしいタイル模様が描かれた小物や、食材を使った加工品は人気です。軽くて持ち帰りやすいので、自宅用や友人へのお土産にぴったりでしょう。
まとめ
市場巡りを通して、観光地とはまた違うポルトの日常や地元の人々の暮らしを感じ、より深くこの街に触れることができるでしょう。シニア旅行者にとっても無理なく楽しめるスポットが多いので、ぜひポルトの市場巡りに挑戦してみてください。
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